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求職者の方へ

溶接施工科(訓練期間6か月)のご案内


訓練の概要(訓練により習得できる技能)

溶接構造物の安全性、信憑性は社会にとって極めて重要です。これらに関する各種溶接法・各種金属の溶接性・溶接面の評価方法、板金加工・製図等についての技能及び関連知識を習得します。

訓練全体(6か月間)の目標人材像(訓練目標)

  • 1.被覆アーク溶接及びTIG溶接作業ができる。
  • 2.炭酸ガスアーク溶接、鉄鋼材の加工及び機械板金作業ができる。
訓練課題例1

  訓練課題例1

訓練課題例2

  訓練課題例2

訓練課題例3

  訓練課題例3

訓練課題例4

  訓練課題例4

概ね一か月ごとの訓練によって習得する具体的な内容を以下に整理しました。一つの目安として参考にしてください。
※入所月によって訓練の順序が変わります。

総訓練時間

  • 678時間

1か月ごとの訓練目標

4月・10月 金属加工基本

金属加工に必要な製図基本と自由研削といし、ガス溶接に関する安全教育及び機械工作法、測定法に関する技能及び関連知識を取得します。

1. 製図基本
2. 工作基本(機械工作法・測定)
3. ボール盤とせん断
4. 自由研削といし特別教育
5. ガス溶接技能講習
6. ガス切断・プラズマ切断

金属加工基本

5月・11月 被覆アーク溶接

一般的な溶接法である被覆アーク溶接に従事するための技能及び関連知識を取得します。

1. アーク溶接特別教育
2. 下向き溶接
3. 立向き溶接
4. 曲げ試験

被覆アーク溶接

6月・12月 TIG溶接作業

薄板(鋼材、ステンレス鋼、アルミニウム)のTIG溶接及びTIG溶接法による施行管理に関する技能及び関連知識を習得します。

1. 下向きビート置き
2. 直流TIG下向き溶接
3. 交流TIG下向き溶接
4. 直流TIG横向き溶接
5. ステンレス薄肉固定管
6. TIG溶接施工管理

TIG溶接作業

7月・1月 炭酸ガスアーク溶接

一般に半自動溶接やCO2溶接と呼ばれ、製造現場で広く使用されている溶接法です。
炭酸ガスアーク溶接に従事するための技能及び関連知識を習得します。

1. 薄板下向き溶接
2. 水平すみ肉溶接
3. 下向き溶接
4. 立向き溶接
5. 曲げ試験

炭酸ガスアーク溶接

8月・2月 機械板金・プレス作業・応用溶接実習

機械板金加工・プレス機械作業に必要な基本的要素及び関連知S記を習得します。
炭酸ガスアーク溶接及び、被覆アーク溶接による厚板等の溶接法を習得します。

1. 曲げ加工(プレスブレーキ)
2. 厚板溶接
3. 固定管の溶接

機械板金・プレス作業・応用溶接実習

9月・3月 鉄鋼材加工

鉄鋼構造物の鋼材加工や、組立、溶接作業に関する技能及び関連知識を習得します。

1. 構造物図面の見方・作成
2. 鉄鋼材成形加工基本
3. 構造物鉄工施工基本
4. 製缶1(展開 板取り)
5. 製缶2(V曲げ 円筒曲げ)

鉄鋼材加工作業

受講要件

過去の溶接経験

  • 特に必要ありません。

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 特に必要ありません。

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

受講料

無料です。
ただし、教科書代(約7,700円)については、実費負担となります。
訓練においては作業服、手袋、作業帽等が必要となります。
※作業服等の詳細については入所式のオリエンテーション時に説明いたします。


受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

(入所前職種)        (修了後職種)
接客販売      →     溶接工
鳶職        →     溶接工
解体作業員     →     造船
飲食業       →    鉄工、溶接工


訓練に関する職種と仕事内容

主な職種

溶接工、取付工、船舶造修工、製造工(機械部品)

金属加工の仕事

長崎県と深く関わりのある造船業、さらに構造物鉄工業、製缶業、板金業等数多くの企業、業種において溶接作業を含めた金属加工が必要とされています。
加えて、団塊の世代の定年による技術の伝承も求められています。その点からも金属加工の必要度は高いと思われます。
また、金属加工の仕事といえば物づくりです。その工程には材料取り、切断、曲げ、接合等があり金属の加工が必要となります。溶接施工科では、この工程を通して学習できます。

職種との相性(こんな方に向いている!)

製造業に興味があり、製品の仕上がりを重視した作業ができる方。

訓練により就職可能な主な仕事

  • 溶接作業による船舶・構造物等を製作する業務
  • 切断・溶断による構造物等の解体業務
  • 板金・製缶作業における溶接の業務

求人票に記載されている職種名

溶接工、板金工、金属加工、鉄骨加工組立、製缶組立工、機械加工、その他

就職後の仕事例(求人票より)

  • 造船ブロックの溶接業務
  • 船舶ブロックの取付作業
  • パイプ溶接(配管)
  • 図面から寸法を読み取り、鋼材を切断
  • プラント建設現場での溶接業務
  • 工場内での鋼材の切断・加工・組み立て
  • 鋼板へマーキングをして、ガス切断
  • 切断・穴あけ・曲げ・組み立て・溶接作業
  • 仕上げなどの作業

就職率

100%(平成30年度修了生実績)


修了生の主な就職先

  • (有)協生工業
  • 湯川王冠(株)
  • (有)有田鉄工所
  • 葉光産業(有)
  • 吉田重機工業(株)
  • (株)西日本工業
  • (株)永元興産

  など


賃金情報

修了者の採用時の賃金(給与総支給額)実績 15万円~18万円


訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

訓練を修了すると大半が被覆アーク溶接、半自動アーク溶接、TIG溶接の下向き姿勢の溶接技能の基本は、習得できていますので、就職先で必要な技能に対応し易くなります。就職後は、就職先の仕事内容によっても異なりますが、訓練で習得した技能・技術によって未経験者よりも迅速に、ベテラン技能者の指導により、製作物の一部であれ、就職先が期待する仕事(標準的な作業時間と品質・仕上がり)ができるようになります。

就職先での実務経験を活かして、技能検定に挑戦したり、(社)日本溶接協会の溶接技能者評価試験を受験するなど、さらにスキルを向上させることができます。当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談ください。


訓練修了時に取得できる資格

ガス溶接技能講習 (長崎労働局登録教習機関第014-1号 有効期間満了日 2024年3月30日)

ガス溶接等の業務は、労働安全衛生法第61条によって下記の者でなければ就業してはならないこととされております。当センターは、2)の都道府県労働局長の登録を受けた教習機関となっており、訓練修了者に対してガス溶接技能講習修了証が当センター所長名で交付されます。
1) ガス溶接作業主任者免許の所持者(都道府県労働局長が交付)
2) ガス溶接技能講習修了証の所持者(都道府県労働局長の登録を受けた教習機関が交付)
3) 上記に該当し満18歳以上の者

アーク溶接等の業務に係る特別教育修了証

労働安全衛生法59条第3項及び労働安全衛生規則第36条で、アーク溶接等の業務に労働者を就かせるときは、事業者が「安全衛生特別教育規程」に基づく安全または衛生のための特別の教育が義務づけられています。
本特別教育は、訓練中に実施し、修了時に特別教育修了証が当センター所長名で交付されます。

自由研削といしの取替え業務等に係る特別教育修了証

労働安全衛生法第59条第3項及び労働安全衛生規則第36条で研削といしの取替え、取替え時の試運転業務等を行う業務に労働者を就かせるときは、事業者が「安全衛生特別教育規程」に基づく安全または衛生のための特別の教育が義務づけられています。
本特別教育は、訓練中に実施し、修了時に特別教育修了証が当センター所長名で交付されます。


受験により習得可能な資格

各種溶接技能者資格

訓練期間中に受講者の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。受験手続きの説明や合格できる技能レベルへの到達は訓練中十分可能です。(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)

溶接技能者評価試験  (一般社団法人 長崎県溶接協会)

溶接作業を行う作業者“溶接技能者”の資格で、基本級(下向姿勢の溶接)と 専門級(立向、横向及び上向姿勢の溶接並びに管の溶接等)があり、さらに試験材料の種類と厚さ、溶接方法などとの組合せにより45種類ほどに資格が分かれます。試験は学科試験及び実技試験(資格の種別に応じた試験材料に溶接作業を行う。)によって評価されます。
 専門級は、基本級が合格していないと受験できません。実際の訓練では、専門級の技能についても行います。専門級は就職してからの仕事内容によっても異なりますが、就職して1年以内に取得されている方が多いようです。
 これまでの受講生の実績は以下のとおりです。
・JIS被覆アーク溶接技能者・基本級
・JIS半自動アーク溶接技能者・基本級
・JIS TIG溶接技能者・基本級

以下の資格については、各実施機関で受講して得られるものですが、これらの資格を取得することにより就職が有利になる場合があります。
(※合格を保証するものではありません。受講料は変更される場合もあります。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせください。)

・玉掛技能講習
 一般社団法人 日本クレーン協会  受講料 21,000円程度(テキスト代別途税込1.645円)

・クレーン運転技能講習(小型移動式・床上操作式)
 一般社団法人 日本クレーン協会  受講料 各25,700円程度(テキスト代別途税込1.645円)

・フォークリフト運転技能講習
 公益社団法人 建設荷役車両安全技術協会
                  受講料39,000円程度


就職後のスキルアップ

当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得や、更なる職業能力の向上についての相談・支援を行っています。お気軽にご相談ください。


担当テクノインストラクターから

溶接の技能を身につければ幅広い産業で役立ち、今後の職業生活の財産になります。また、もの作りの醍醐味が味わえる奥深い技能ですので、溶接分野の職業に就き、やりがいを持って生涯勤めたい方におすすめです。

お問い合わせ先

ポリテクセンター佐世保【訓練課】

TEL

0956-58-3118

FAX

0956-58-3120

E-MAIL

sasebo-poly03@jeed.or.jp

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