在校生の声・インタビュー (2015年度)

在校生の声・インタビュー2016


生産技術科2年河上くん

父の後を継ぐことができる実践技術者になりたい

 普通科高校から関東能開大に進学を決めた理由は、充実した設備、質の高い技能や技術を学べる環境の中で、父が経営している会社に必要な技能や技術を学び、父の後を継ぐことができる実践技術者になりたいと考えたからです。
 生産技術科では、精密部品を設計(3次元CAD)したり、工作機械(汎用、NC)を使い0.01mm単位で精密部品を削ったり、計測機器(3次元測定機、表面性状測定機など)を使い0.001mm単位の測定を行ったりと様々な実習がありますが、少人数制ですので、先生の徹底した技術指導を受けることができます。また、資格試験を受験する場合は、先生方の熱心な指導があり、私は「機械検査技能士」資格や「CADトレース技士」資格を取得することができました。先生方に恵まれている科だと思います。
 入学当初は、工作機械を扱うことさえ四苦八苦していましたが、今では、クラスの仲間と互いに協力し合いながら、一つずつ問題を解決し、常に新しいことにチャレンジをしています。
 これからは、応用課程に進み、専門課程で習得した技能・技術の理解を深め、専門性の探究を行うことと、ワーキンググループ学習をとおして、コミュニケーション能力を向上させ、自ら進んで企画・立案までできるような実践技術者になりたいと考えております。


電気エネルギー制御科2年長江くん

計画を立てて挑戦、とことん追求で充実した毎日

 僕が工業高校から能開大進学を決めたのは、設備が充実していて実習が多く、体を動かしながら実践的技能・技術を身に付けられるからです。始めから応用課程まで進むつもりで入学しました。専門課程・応用課程の合計四年間を通して、専門分野での高い技術力に生産現場でリーダーとして活躍できる能力を兼ね備えた、実践技術者になりたいと思います。
 電気という職種では電気管理や電気工事というイメージを持っている人が多いと思いますが、電気エネルギー制御科では、電気電子技術、制御技術、環境エネルギー工学等幅広く多数の実技課題が組まれています。
 全て少人数で実験・実習をするため、実践的な技能・技術がたくさん身に付きます。例えば、現在取り組んでいる自律型二足歩行ロボットの製作実習は、一人一台の割り当てで、手を抜くことができず大変充実した時間を過ごすことができます。
 2年次の前半までに屋内配線などの電気設備実習、工場で使われる動力用電動機を運転するシーケンス制御実習、増幅回路や安定化電源を製作する電子回路実習、変圧器や各種電動機に関する電気機器実験、機械の実習場で行う機械工作実習などを習いました。どれもこれも貴重な経験です。時間が限られているため、計画を立てて作業をしないと良い物を製作することができないことも学びました。
 実験・実習ばかりでなく、専門学科の方もやりがいのある内容です。種々の科目に高校で習った微積分やベクトル、複素数の計算がよく出てきて、ゆっくり丁寧に説明がなされます。教科書の中に出て来る難しい記述内容や公式が理解できた時は、大変嬉しくなります。
 高校までの基礎知識に電気エネルギーや制御の専門的な知識が積み重なり、実習とは別の意味で充実しています。もったいないので、授業に欠席したくありません。
 今、技能五輪の「電子機器組立て」という職種に取り組んでいます。授業とは別に毎日放課後特訓をしています。  与えられた課題を決められた時間内に、正確に綺麗に製作をするための練習を繰り返していますが、米粒のような部品を基板に取り付ける場合でも、適切な道具を使用したり、熱の影響を受けにくくしたり、ノイズを拾わないようにしたり、機械的強度が損なわれないようにしたりと、要求されることがたくさんあります。回路設計、部品の配置やはんだ付け、配線作業等の細かいものづくり作業の中に、外側からは見えづらい様々な工夫や知恵がちりばめられていることを知り、ものづくりの奥深さや醍醐味を味わうことができて感動しています。  県大会の二次予選をクリアし12月には全国大会へ出場する予定です。
 能開大は自分自身に挑戦できるところ。難しいことや困難と思えることにも積極的にチャレンジできる環境です。達成感が自信につながります。卒業後は、電気エネルギー機器に関する設計・製作の仕事に進めたらと思っています。地球の温暖化が進んでいますが、将来、技術者として自然環境にも配慮したものづくりをしていきたいと思います。


電子情報技術科2年末永くん

対象物を自由に制御することの楽しさを経験

 私が能開大へ進学した理由は、能開大には機材が充実しており、実習を通して技能の向上を図れるといったところに魅力を感じたからです。
実際に入学してからは、慣れないプログラミングに苦戦したり、ハードなスケジュールで忙しかったりと大変な日々を過ごしました。 しかし、クラスメイト全体に解らないことを気軽に聞けるような雰囲気があり、解らないことを教わったり、逆に教えてあげたり、協力し合あうことで、苦手だったプログラミングも克服し、対象物を自由に制御することの楽しさを経験しました。 また、親切な先生方にたくさんお世話になったり、自由に使える豊富な機材のおかげでもあると思います。 その結果、2年次には技能五輪「電子機器組立て職種」に挑戦させて頂くことになりました。
 技能五輪への挑戦では、担当の先生方が、技術・技能的なことやエンジニアとしての考え方など多くのことを教えてくれたおかげで、何とかモチベーションを保ち続けることができました。 放課後は、技能習得のために繰返しはんだ付け作業を行うことで一次予選を突破しました。 これを励みに、夏休みにはほとんど学校で学科の対策問題を解く努力をしたことで、二次予選も突破し、全国大会への出場が決まりました。 現在は全国大会に向けてマイコンによる制御システムの構築を行っています。
 専門課程卒業後は応用課程への進学が決まっており、応用課程2年次には技能五輪全国大会が栃木県にて開催されるので、そこで結果を出せるよう頑張りたいと思います。


建築科2年板谷くん

卒業と同時に二級建築士の受験資格が得られる

 建築科を志望しようと思ったきっかけは、ものを作ること全般が好きで、もともと家づくりに興味があったからです。あと、単純に大きなものを自分で作ってみたかったというのも選んだ理由です。
 能開大では実習、実験が多く、大変と感じたのは、思っていた以上に計算系の授業が多いことです。ただ、講義や演習でしっかり学び、きちんと単位を取っていけば、卒業と同時に二級建築士の受験資格が得られるので、毎日「とにかく頑張るぞ!」といった感じです。学生数が少ないので、「普通の大学」っぽくありませんが、何でも相談できる友達や先生がいていいですよ。


生産機械システム技術科2年稲田くん

ものづくりをする上で幅広い視野を持つことの大切さを実感

 私は、幅広い分野に対応できるゼネラリストになりたい。そう思ったきっかけは、技術者である親の影響からです。そんな思いの中、能開大のオープンキャンパスに参加した際、専門的な機材設備が充実しているのをこの目で見て、この環境があれば技術者として成長出来ると感じたため進学することに決めました。一般大学とは違い、実践的な実習を主軸としたカリキュラムが組まれているため、生産現場で要求される技能、技術を習得できることも進学を決めた理由でもありました。実際に大学校では、旋盤・フライス盤をはじめ、NC旋盤、マシニングセンタ、レーザ加工機などの加工機を用いた実習があり、それだけでなくシーケンス制御、電気回路製作、CAE解析実習など加工以外にも多くの実習が組み込まれているため、ものづくりをする上で幅広い視野を持つことの大切さを実感しています。
 応用課程では専門課程2年間で得た設計や加工、制御の技術を活かしワーキンググループ方式で主に活動していきます。1年次には標準課題実習として、グループで実際の生産設備を想定した自動化装置を製作します。私は制御部を担当し、主にプログラムを制作しました。装置を組立てた後の改善作業は、主にこの制御部になるため、繰り返しプログラムを書き換え,装置のポテンシャルを引き出していく作業は大変ではありましたが、その甲斐があって最優秀賞を頂くことができ、満足のいく装置を製作できた時の達成感は今でも忘れられません。
 現在は機械、電気、電子情報の3科がグループで開発を行なっていく課題に取り組んでいます。私のグループでは被災地で活躍する探索型レスキューロボットを開発しています。レスキュ-ロボットは、2011年の東北大震災を機に他大学でも沢山開発されていますが、その多くはサブクロ―ラという機構を採用したロボットです。そこで私たちは、簡易的なリフター機構を用いて進むことができ,電源供給が困難な被災場所でも電源を確保できる充電ステーションを備えた探索ロボットを製作しています。グループで一丸となってより良いものを目指し,最終的には実際の被災地で充分な役割を果たせるロボットを作り上げたいと思っています。
 これらの応用課程の実習で感じたことは、責任を持つことで人が変わるということです。私自身も,装置完成のために時間を忘れてしまうほど集中して作業を行い,時にはいつの間にか夜中になっているというときもありました。それは良いものを作り上げようという思いと役割・役職という責任から生まれた行動力なのだと感じています。
 卒業後は,自動車機器・制御システムのサプライヤー企業に内定を頂いています。生産設備の設計や,生産性の向上に向けた改善を行っていくため,自身が考えているものを具体化できるよう,多くの技能を身につけていきたいと思っています。


生産電気システム技術科2年太田くん

学業はもちろん人間関係もランクアップ

 生産電気システム技術科は平成26年度に新設された科です。これまでにあった専門課程(電気エネルギー制御科)で学んだ科目をさらに高度にした技能・技術 が学べます。また卒業時には工科系大学と同等の待遇で採用されるということから進学しました。実習カリキュラムの中には、「発電電力制御システム設計製作実習」 というのがあります。これは「再生可能エネルギー」を代表とする太陽光パネルからの電気(直流)を家庭で使用する電気(交流)に変換するパワーコンディショナを 製作する実習となります。パワーコンディショナを製作している会社の方の話を聞くことができ、それぞれの部分がどのような役割を果たしているのか理解する事ができます。 また、応用課程に入学すると附属校の千葉校や、技専校からも入学してくる方もいるので友人の輪も広げることができます。応用課程に入学して、学業はもちろん人間関係もランク アップさせてみませんか?


生産電子情報システム技術科2年

5名の学生の声を集めました














北條くん
 私は電子科出身のため、ソフトウェアを開発するC言語やJavaに触れたのはこの学校に入学してからでした。しかし、先生方を始め情報科出身の友人や先輩の手助けもあり1人では解決できなかった課題にも取り組むことができました。また、電子部品の基礎からハードウェア記述言語であるVHDLなども学ぶことができ、ものづくりの幅が広がりました。ハードウェアとソフトウェアを結ぶ通信分野においても専門的な知識や技術を身につけることができ、仲間と協力しながらHTML、Linux、サーバ構築などを学ぶことができます。皆さんもこの学校で自分の力を伸ばしてみませんか。
江口くん
 私は小さい頃から電子機器に興味があったので工業高校の電子機械科に入学し、主に機械系のことを勉強しました。また、プログラミングなども少し学び、その時にもっともっと情報系の勉強をしたいと思い千葉職業能力開発短期大学校に入学し、さらに応用課程に進学しました。ネットワークの実習では仲間と協力してLAN構築などをしています。わからないところがあっても先生方からわかりやすく教えて頂けるので、自然に基礎力や応用力も身に付いていきます。
前川くん
 専門課程ではマイコンやネットワークに関する基礎的な技術、知識について個人レベルでの実験・実習を通して学びました。応用課程の実習では、それらを生かしてグループでシステムの設計や開発を行います。チームの中で自分の得意分野を生かし、企業での製品開発と同じような環境で学ぶことができるので、チームにおける自分の役割や適性なども知ることができます。グループで行う実際の企業での開発職に興味がある人などには最適な環境だと思います。
渡邉くん
 私は応用課程に進学して、専門課程電子情報技術科で学んできたことを基により実践に近い内容を学んでいます。その一つとして標準課題実習では、実際の企業の現場のように、グループで作業を行い各部門間の連携を取れることができるように学生主体で課題に取り組んでいます。またそれ以外にも、電子機器の設計と製作やandroidアプリの開発の学習などを行っています。興味があったらぜひオープンキャンパスに来てください。
石井くん
 私は、普通科の高校だったため、趣味でインターネットやパソコンに触っている程度で、電子情報分野についての専門的な知識はありませんでした。しかし当校では本当の基礎から学べるので心配いりません。また、実習が多く実際に体験することで、座学で学んだことをより詳しく知ることができました。電子情報技術科では、冬のイルミネーション大会などイベントが多いことも魅力的です。


建築施工システム技術科2年後藤さん

在学中に二級建築士を取得

 私は中学時代に知人が設計した社寺を見たことがきっかけで建築の道を志しました。近代的なデザインであるにも関わらず、社寺の趣をどこか感じられるような世界観に感動を覚え、私もこんな設計がしてみたいと思い、工業高校を経て、在学中に二級建築士が取得できる能開大に進学しました。 能開大では専門課程で建築の知識を幅広く学び、応用課程では木質構造、RC造、S造など様々な構造形式に合わせた設計や施工・施工管理について学んできました。二級建築士の資格取得の際には、友人たちと一緒に考え、皆で意識を高め合い、寝る間も惜しんで勉強したことはとてもつらいことでしたが、同級生との仲も一層深まったように思います。模試では合格ラインに全く乗れていなかった私でも、先生や友人のお陰で無事合格することができました。
 現在は4年間の集大成として、卒業制作に日々取り組んでいます。伝統建築物の補修について研究をしており、住宅に用いられる壁の実験及びデータの解析をする毎日です。やることが多く忙しいですが、先生や卒研の皆と楽しく声を掛け合いながら充実した毎日を送っています。
 卒業後はハウスメーカーに内定を頂いています。中学時代に思い描いていた社寺の設計ではありませんが、木質構造の住宅を設計する仕事に就くことができそうです。 私はこの学校に来てよかったと思っています。在学中の人も、これから能開大に入学しようか迷っている人も、将来の目標をしっかりと決めて進路を選んでください。自分の決めた道を信じていけば良い結果に繋がると思います。頑張ってください。