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トピックス

平成28年度入校式を挙行しました

2016年4月6日

 4月5日(火)、春らしい暖かな陽気の中、入校式を挙行しました。
 はじめに後藤校長が生産技術科27名、電気エネルギー制御科23名、電子情報技術科23名の合計73名に対して入校の許可を執り行いました。
 引き続き、校長式辞、来賓祝辞を賜り、その後在校生代表の雨宮平和さんより、歓迎の辞があり、「これから過ごす2年間の学校生活が社会に踏み出す第一歩として実りあるものになることをお祈りしています」という、温かく新入生を迎え入れるメッセージが伝えられました。

            「平成28年度 入校式 校長式辞」

 新入生の皆さん、ご入校誠におめでとうございます。  また、新入生の皆さんを「ものづくり」への道として本校へ導きいただいた、ご家族や関係者の皆様にお喜び申し上げるとともに感謝申し上げます。
 本日、静岡県知事様、浜松市長様をはじめ、ご来賓の方々と共に第35期生73名の皆さんを迎入れ、お祝いできることは、教職員及び在校生一同にとりまして大きな喜びであります。


 最初に本校、東海職業能力開発大学校付属浜松職業能力開発短期大学校について簡単にお話しします。
 昭和57年に「浜松職業訓練短期大学校」として開校し、法律の改正等により名称変更をしながらも34年間、「ものづくりの実践技術者」、すなわち、理論と技能を兼ね備え、実際にものづくりが出来、開発・製造分野において技術革新等の変化にも対応できる技術者を、この日本のものづくりのメッカである東海地域において育成し産業界に送り出し続けてきました。
 職業能力開発促進法に基づき国が設置し、厚生労働省所管の独立行政法人が運営している大学校の一つであり、愛称を「ポリテクカレッジ浜松」として親しまれているところです。
 新入生の皆さんが志すものづくりの世界は、我が国の経済、社会にとって重要な役割を担うものであり、労働者の約4分の1の方が従事し、輸出額の殆どを占めている産業分野であります。
 特に浜松市においてはその比重は大きく約3分の1の労働者の方が従事している大変重要な産業です。
 現在、ものづくりを取り巻く環境は比較的良好な状況ですが、将来に渡る長期的な課題は多く存在します。
 その一つが少子高齢化による労働力人口の減少です。
 現在と同じような経済規模を維持し続けていくためには、多様な層の方々の労働参加をさらに促すとともに、労働者一人あたりの生産性を大幅に向上させる必要があります。
 当然のことながら、若い皆さん方には、明るく幸せな将来設計のために生産性を大幅に向上させること、すなわち付加価値の高い生産の場での活躍が期待されるわけです。
 付加価値の高い生産とは、効率化の追求だけではなく、新たな価値の創造や感性に訴える高い品と質を付与することが求められる生産です。

 これを可能にすることができるのは、ものづくりのあらゆる工程に宿る現場力であり、現場力を支える実践技術者の存在であると思っています。そして当校は、その実践技術者の育成を目的としており、その育成のための教育訓練には様々な特徴を有しています。
 第一に少人数によるきめ細かな技能・技術の指導、第二に理論と実験・実習を結びつけた実学融合訓練、第三に生産現場で用いられている実際の生産設備を用いた実習、第四に工業製品の開発から製作までグループで取り組む創造的な総合制作実習、そして、それらを可能にする熱心で優れた指導力を持つ講師陣です。

 皆さんは、今日からこの教育訓練環境に身を置き、実践技術者としての基礎・基盤である「ものづくりの共通言語」を学び始めることとなりました。
 この「ものづくりの共通言語」というのは、ものづくりをするうえでのコミュニケーションに欠かせないものです。
 単に専門用語や工学的知識だけを言うのではなく、どのように創るかという技術、その中で言葉に表現できない感覚や躰の動きなどの技能、生産設備や加工機械の音や振動、材料の特性、一緒に働く人々の動きや息遣いなど、ものづくり現場で起こる全てのことを共有するための道具です。
 これからの2年間、実際にものを創ることを通して、つまり学ぶためにものをつくり、学んではものをつくりという段階的な繰り返しによって、習得することができます。
 そのための課題は簡単なものから複雑なもの、基本的なものから応用的なものへ段階的に進化していきますが、取り組む姿勢は常に、わかるまで考える、出来るまでやる、諦めず考え抜くということを継続し続けて下さい。
「自ら課題を発見し解決する」というものづくりの世界で生き抜く力が身につくこととなります。


 それから皆さん、学生という時間も大切にしてください。  一緒に入校した同期という仲間の構築、先輩との関係の構築も今しかできない財産の蓄積です。
 そして、学生であり仲間と一緒だからこそできることにも挑戦してみてください。例えば、技能検定や各種技術に関する資格の取得、技能五輪等の技能競技会への挑戦、仲間とチームを作ってのエコカー・エコバイクレースやロボットコンテスト等の技術競技会への挑戦、さらにはボランティア活動や地域活性化の活動への参加等があります。
 このような多様な体験をすることで様々な価値観と遭遇することが出来、それが、新たな価値の創造や感性に響く高い品と質の付与に繋がっていくものと考えています。本校はその様な活動を積極的に支援して行きます。

 以上のような訓練時間中やそれ以外の活動においても、失敗や挫折があると思います。
 失敗から学ぶことは多くあり、失敗は成長の糧になるものと思っていますが、経験してはいけない失敗もあります。
 それは事故やそれによる負傷です。
 教育訓練中の災害の発生原因は、単なる不注意や誤った理解や判断で起こる初歩的なミスが殆どです。
 先ずは「安全第一」です。
 先生や指導者の指示に従い、基本ルールを遵守し、正しい姿勢と正しい動作を身につけてください。
「安全第一」という自らそして周りの人の身を守るという術は、これもまた、ものづくりの世界で生き抜く大きな力となるものです。


 結びに、本校の修了生は今年の3月で3,066名となり、それぞれがものづくり現場のリーダーとして企業、産業界等から高く評価されており、また、経営者として活躍している先輩もいます。
 皆さんはこの伝統を受け継ぎ、ものづくり地域の浜松、そして東海地域を中心に、この国のものづくり産業を支える中核人材として活躍されることが期待されています。  皆さんもアニメにもなった「もしドラ」で知っていると思いますが、マネジメントの父と呼ばれるピータードラッカーは、理論と技能を兼ね備えた実践技術者をテクノロジストと呼び、文明を創るのは技術でありテクノロジストであると言っています。
 さらに、先進国の競争力を維持していくための唯一の道は、テクノロジストの教育訓練であるとも言っています。
 本校の2年間は相当厳しい教育訓練かもしれませんが、その分得られる喜びも大きなものとなると思います。
 十分に健康に留意し勉学にいそしみ、2年後には、この国を支える立派なテクノロジストとして巣立ってくれることを祈り、私の式辞とします。

                            平成28年4月5日
                                       東海職業能力開発大学校付属
                                       浜松職業能力開発短期大学校
                                        校長 後藤 康孝

 最後に、新入生代表の石川俊介さんから宣誓があり、「人との出会いを大切にし、自分自身を見つめ直して、一人の人間として、精神的にも成長するよう努力する」「初心の志を忘れず、これからの学校生活で能力向上を目指し、『切磋琢磨』努力する」という力強い堂々とした宣誓がありました。   
 新入生には、2年間の学校生活の中で、各種競技会や資格取得など、充実した学校生活を送り、地域で活躍する実践技術者となることを期待します。







暖かな陽気の中、入校式が執り行われました

1名ずつ名前が読み上げられ、73名の入校が許可されました



校長より式辞がありました

新入生を代表して、電気エネルギー制御科1年の石川 俊介さんより入校生宣誓がありました



在校生代表の電子情報技術科2年 
雨宮 平和さんより歓迎の辞がありました

 
 
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