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求職者の方へ

金属加工技術科(訓練期間6ヶ月)のご案内


訓練の概要(訓練により習得できる技能)

構造物の製作、金属製品の製造などに必要とされている溶接・接合技術の技能と関連知識を身につけ求人企業から求められている最低限の専門知識及び技能・技術が習得できます。一般的に広く使用されている各種溶接法および施工法を実学一体形式の訓練により学ぶ事ができます。県北地域では、ステンレスなど特殊金属の溶接ができるTIG溶接の需要があります。

訓練全体(6ヵ月間)の仕上がり像(訓練目標)

  • 鉄鋼材の加工及び炭酸ガスアーク溶接作業ができる。
  • 被覆アーク溶接、TIG溶接法による各種金属の溶接施工ができる。
訓練課題例

訓練課題例

訓練課題例

訓練課題例

総訓練時間

  • 669時間

訓練到達目標

1.「工作基本作業」

加工の方法に関する知識、簡単な図面の読み方、金属に穴を開けるボール盤、工具の取り扱い、各種機械の役割、操作方法などの金属加工に関わる基本的な技能を習得します。
金属を削る研削(グラインダ)作業は特別教育として、ガス溶接・切断は技能講習として、それぞれ安全教育を実施しています。

工作基本作業
工作基本作業

2.「炭酸ガスアーク溶接作業」

炭酸ガスアーク溶接に従事するための技能及び関連知識を習得します。炭酸ガスアーク溶接は半自動溶接の一つに含まれます。ワイヤを使った溶接で効率、能率が高く、薄い材料から鉄骨、造船など大型の構造物など現在では溶接の主流になっています。

炭酸ガスアーク溶接作業
炭酸ガスアーク溶接作業

3.「構造物鉄工作業」

建物や橋梁など鉄骨で出来ている建築物は非常に多くあります。そのような鉄骨構造物を作成加工するのに必要な現図作業、鋼材加工組立作業に関する技能及び関連知識を習得します。

構造物鉄工作業
構造物鉄工作業

4.「TIG溶接」

薄板(ステンレス鋼・アルミニウム合金鋼)のTIG溶接に関する技能及び関連知識を習得します。アルゴンガスを使った溶接でアルゴン溶接とも呼ばれています。火花がほとんど発生せず、品質が非常に優れた溶接です。防錆に強いステンレスやアルミニウムは車のマフラー、食品関係の製品や機械、自転車のフレーム、化学プラントなど様々な場所で使われており、TIG溶接の技術が活かされています。

TIG溶接
TIG溶接

5.「被覆アーク溶接作業」

被覆アーク溶接に従事するための技能及び関連知識を習得します。また、溶接の品質を曲げ試験にて確認します。被覆アーク溶接は昔から行われている溶接法で作業者が被覆アーク溶接棒を使って手で溶接を行うことから手アークとも呼ばれています。溶接機の構造が簡単で取り扱いも容易なことから様々な場面で使用されています。

被覆アーク溶接作業
被覆アーク溶接作業

6.「プレス曲げ作業」

曲げ加工、プレス加工などの板金作業に必要な基本的な知識・技能を習得します。また、2次元CAD(図面作成ソフト)を通じて図面に関する関連知識を習得します。板金は薄い金属の板などを加工する技術で、ロッカーや棚、電化製品、空調・換気のダクトなど、身の回りの様々な金属製品にも使われている技術です。

プレス曲げ作業
プレス曲げ作業

受講要件

過去の金属加工の経験

  • 特に必要ありません。

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 特に必要ありません。

各訓練科共通要件 

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

※受講希望者が多数の場合、上記の条件を満たしていても受講できないことがあります。


受講料

無料です。ただし、教科書代(約13,000円)及び作業帽等代、職業訓練生総合保険料(任意)等約1,000~5,000円は実費負担となります。


受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

溶接が未経験の方でも、下記のような溶接と関連する職種に就職されています。
(ただし、就職を保証するものではありません)
(前職) (修了後の職種)
・医療事務 →  板金溶接工
・保育士 →  溶接工
・介護士 →  精密板金工


訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

溶接工、板金工、製缶工

溶接工の仕事

造船所などで組立作業をはじめ、ビルや橋などの鉄骨建設現場や各種機器の製造などで、製品や構造物を溶接するのが、溶接工です。
溶接工は、まず、溶接する材料によって、適切な電流や電圧を調整し、適切な溶接棒やワイヤを選んで作業します。
溶接工は、接合部分に空洞やムラが出来ないように注意しながら、溶接棒やワイヤを操作して作業を行います。また、ビルや橋などの建設現場での溶接作業の場合、高所や足場の上などで行われるため、常に安全に気を配ります。

板金工の仕事

金属製の椅子、机、ロッカー等、身の回りのものから自動車、自動販売機、配電盤に至る多くの製品は鉄板厚さ1mm程度の薄い金属板から作られています。
薄い金属板から立体のものを作り出すためには、金属板を切る、穴を空ける、折り曲げる、接合する、仕上げるという工程が必要ですが、板金工はこの一連の流れを行う仕事です。
訓練ではこれら一連の作業を実習を通して習得していきます。

職種との相性(こんな方に向いている)

“ものづくり”に興味があり、技術の習得、向上に意欲のある方。性別は問いません。

訓練により就職可能な主な仕事

  • 溶接作業による構造物等を製作する業務
  • 切断・溶断による構造物等の解体業務
  • 溶接施工関連の業務
  • 板金・製缶作業における溶接の業務

求人票に記載されている職種名

製缶工、配管工、溶接工、電気溶接工、板金工、組立工

就職後の仕事例(求人票より)

  • 工場内での製缶・配管・溶接作業
  • 空調・衛生工事での溶接・配管作業
  • 鋼構造物の製造
  • 産業用機械の修理業務全般
  • 精密板金加工・製缶ダクト加工等

就職率

平成27年度実績90.0%
平成28年度実績93.8%
平成29年度実績80.0%(速報値)


修了者の主な就職先

  • ㈱中園工業所
  • ㈱アドヴァンスカワベ
  • ㈱昭和
  • ㈲タバタ工業
  • 堀工業㈲
  • ㈱池上鉄工所
  • 兼松工業㈱
  • ㈲山田工業
  • 森山工業㈱
  • ㈱日向中島鉄工所

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

訓練を修了すると、全員が被覆アーク溶接、半自動アーク溶接、TIG溶接の下向き姿勢の溶接技能の基本を習得でき、この基本技能を活用し、就職先企業で製作する部品、製品の溶接ができるようになります。


訓練修了時に取得できる資格

ガス溶接技能講習修了証(宮崎労働局長登録教習機関第8号 登録有効期間:平成31年3月31日)

ガス溶接等の業務は、労働安全衛生法第61条によって下記の者でなければ就業してはならないこととされております。当センターは、同条第2項の都道府県労働局長の登録を受けた教習機関(宮崎労働局長登録教習機関第8号)となっており、訓練修了者に対してガス溶接技能講習修了証が当センター所長名で交付されます。
1) ガス溶接作業主任者免許の所持者(都道府県労働局長が交付)
2) ガス溶接技能講習修了証の所持者(都道府県労働局長の登録を受けた教習機関が交付)
3) 上記に該当し満18歳以上の者

アーク溶接等の業務に係る特別教育修了証

労働安全衛生法59条第3項及び労働安全衛生規則第36条で、アーク溶接等の業務に労働者を就かせるときは、事業者が「安全衛生特別教育規程」に基づく安全または衛生のための特別の教育が義務づけられています。
本特別教育は、訓練中に実施し、修了時に特別教育修了証が当センター所長名で交付されます。

自由研削といしの取替え業務に係る特別教育修了証

労働安全衛生法第59条第3項及び労働安全衛生規則第36条で研削といしの取替え、取替え時の試運転業務等を行う業務に労働者を就かせるときは、事業者が「安全衛生特別教育規程」に基づく安全または衛生のための特別の教育が義務づけられています。
本特別教育は、訓練中に実施し、修了時に特別教育修了証が当センター所長名で交付されます。


任意に取得できる資格

訓練期間中に受講生の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。受検手続の説明や合格できる技能レベルへの到達は訓練中十分可能です。
(ただし、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問合せください。)

各種溶接技能者 

溶接作業を行う作業者“溶接技能者”の資格で、基本級(下向姿勢の溶接)と 専門級(立向、横向及び上向姿勢の溶接並びに管の溶接等)があり、さらに試験材料の種類と厚さ、溶接方法などとの組合せにより45種類ほどに資格が分かれます。試験は学科試験及び実技試験(資格の種別に応じた試験材料に溶接作業を行う。)によって評価されます。

(一社)日本溶接協会(外部ページへ移動)

就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施しています短期間の在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料))を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したりするなど、さらにスキルを向上させることができます。当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。


修了者の就職事例・活躍事例

お問い合わせ先

ポリテクセンター延岡 【訓練課】

TEL

0982-37-0649

FAX

0982-37-1857

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