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金属加工技術科(テクニカルメタルワーク科)(若年者コース)のご案内


訓練の概要(訓練により習得できる技能)

当科では、金属の接合技術(溶接技術)を中心に訓練カリキュラムが組まれています。具体的には、半自動アーク溶接法や被覆アーク溶接法による鉄鋼材の溶接施工、TIG溶接法によるステンレス鋼、アルミニウムの溶接施工、また、主として溶接施工の前工程に必要な工作機械や電動工具による穴あけ、切断、切削、さらには熱エネルギーを利用したガス切断やプラズマ切断、資材や鋼構造溶接物の運搬を想定したフォークリフトの運転操作などです。これらの技術のほとんどは、法令や社会的ニーズから関係資格の習得が必要であり、各種資格の習得も含めた職業訓練を行っています。

訓練全体の目標人材像(訓練目標)

鉄鋼材の加工および半自動アーク溶接、被覆アーク溶接ができる(JIS基本級レベル)

TIG溶接によるステンレス鋼、アルミニウムの溶接ができる(JIS基本級レベル)

半自動アーク溶接による突合せ溶接(JIS基本級 SA-2F相当)

半自動アーク溶接による突合せ溶接(JIS基本級 SA-2F相当)

ステンレス鋼のTIG突合せ溶接(JIS基本級 TN-F相当)

ステンレス鋼のTIG突合せ溶接(JIS基本級 TN-F相当)

総訓練時間

  • 816時間(6月開講、12月開講)
  • 723時間(7月開講、1月開講)

訓練到達目標

0.「ビジネススキル講習」(6月開講、12月開講のみ)

個人・グループワークを通して企業が求める能力を理解し、コミュニケーション能力・ビジネスマナー・自分を表現する技法・パソコンの基礎(文書作成)等について学習し、仕事と自分のマッチングを高めることを目指す講習で、6ヶ月の訓練の前に1ヶ月行います。

1.「金属加工基本・フォークリフト運転」

手仕上げ作業、ボール盤・帯のこ盤・プレス加工機による作業、自由研削といしの取替え・試運転作業、プラズマ切断作業およびガス溶接・切断作業に関する技能と技術を習得します。また、資材運搬作業に必要なフォークリフトの構造および関係法規を学び、運転操作技術を習得します。

金属加工基本・フォークリフト運転

2.「被覆アーク溶接作業」

被覆アーク溶接は、昔から行われている溶接法です。必要な設備等が他の溶接に比べ簡易で、現場でもよく使用されています。本訓練では、被覆アーク溶接に必要な技能・技術および関連知識を習得します。

被覆アーク溶接作業

3.「半自動アーク溶接作業(炭酸ガスアーク溶接作業)」

被覆アーク溶接に比べ高能率・高品質でかつ、ロボット等の自動化に適することから現在、鉄鋼材料の溶接の主流になっています。本訓練では、炭酸ガスアーク溶接に必要な技能・技術および関連知識を習得します。

半自動アーク溶接作業(炭酸ガスアーク溶接作業)

4.「TIG溶接作業」

TIG溶接は、工業的に使用される様々な金属を高精度・高品質に溶接することが可能で、奈良県ではステンレス業界を中心にその適用が拡大しています。本訓練では、TIG溶接に必要な技能・技術を習得します。

TIG溶接作業

5.「企業実習」

企業において、溶接作業など本訓練で習得した作業や関連作業を体験し、実務上必要とされる技能・技術および関連知識を習得します。

6.「フォローアップ訓練」

企業実習を体験した中で、実務的に不足した能力を補うため、より実践的な技能・技術および関連知識を習得します。

<事例>
・炭酸ガスアーク溶接法による中板・厚板の難姿勢溶接
・被覆アーク溶接法による中板の難姿勢溶接
・TIG溶接法によるステンレス鋼の難姿勢溶接
・ガウジングを伴う溶接構造物の補修
・表計算ソフトを活用した溶接の施工管理、設備管理手法 など


受講要件

過去の金属加工の経験

  • 特に不要

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 特に不要

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)
  • 上記を踏まえ、希望職種に就職するために職業訓練の受講が必要であると認められ、公共職業安定所長の指示又は、推薦を受けられること。

※若年者コースのため、45歳以下の方が対象です。
※受講希望者が定員を超える場合は、受講要件を満たしていても受講できないことがあります。


受講料

無料です。ただし教科書代等(約20,000円程度)、作業服、作業帽、安全靴等については、実費負担となります。


受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

溶接の知識が無い方でも、下記のような溶接と関連する職種に就職されています。

(前職)                (修了後の職種)
フリーター(10代、20代男性)     → 建築鉄骨加工(溶接工)
派遣・製品検査(30代男性)      → 建設鉄骨加工(切断工)
アパレル接客(30代男性)       → 給水設備製造(プレス工、溶接工)
派遣・CADオペレータ(30代女性)  → 厨房設備製造(溶接工)


訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

溶接工(アーク溶接、半自動アーク溶接、アルゴン溶接、TIG溶接)、製缶工

仕事内容

溶接は、工業材料(金属)のつなぐための優れた方法として、私達の身の回りにある構造物や乗り物、製品の多くに適用されています。船や橋あるいは高層ビルなどの超大型構造物から家電や情報機器の部品等など小さな製品まで、言い換えると“重厚長大”産業から“軽薄短小”産業の製品に至るまで、数えきれないくらい多くの製品に採用されています※。
   
溶接工は、このような様々な構造物、製品の金属をつなぐための加工技術を自身の手や時にはロボット等の自動機を扱いながら、要領よく確実に実施することが主たる仕事となります。溶接を行う前段階として例えば、図面や作業要領書(マニュアル)を読み取って必要な資材、機器などを準備する作業、材料の加工(切り出し、研磨など)、仮組み立てを行う作業も付加されます。さらには、溶接の後工程として、非破壊検査、溶接部の補修・整形、溶接ひずみ取り、塗装などの作業を行う場合もあります。
   
製缶工は、基本的に溶接工の仕事内容とほぼ同じです。主として鉄鋼材を切断および溶接などの加工を行うことで立体的な製品を製作していくことが主な業務となります。一般的には、重量物を取り扱うことが多く、玉掛けやクレーン、フォークリフト運転などの搬送作業を伴う場合もあります。
                 
※「図解入門 現場で役立つ溶接の知識と技術」,秀和システム(2012)から引用

職種との相性(こんな方に向いている。)

「ものづくり」に興味があり、じっくり忍耐強く仕上がりを重視した作業ができる方。性別は全く問いません。

訓練により就職可能な主な仕事

  • 溶接作業による各種の製品や構造物等を製作する業務
  • 切断・溶断による溶接の前工程を担当する業務、または解体を行う業務
  • 溶接施工関連の見積もり、工程管理に係る業務
  • 板金・製缶作業に関わる業務

求人票に記載されている職種名

ガス溶接工(ガス切断工)、アーク溶接工、半自動溶接工、TIG溶接工(アルゴン溶接工) スポット溶接工、電気溶接工、製缶工、板金・組立工など

就職後の仕事例(求人票より)

  • 建築鉄骨の製作(切断作業、溶接作業)
  • 給排水設備の製造(プレス作業、溶接作業)
  • 温水タンクの製造(プレス作業、溶接作業)
  • 厨房設備の製造(溶接作業)
  • スチール製、ステンレス製ドアの製造(溶接作業)
  • 建設機械の部品製造(溶接作業)
  • 環境機器の部品製造(プレス作業、切断作業、溶接作業)
  • 医療機器の部品製造(プレス作業、切断作業、溶接作業)

就職率

100.0%(平成29年度修了分実績値)


訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

訓練を修了した段階で、各種アーク溶接(半自動アーク溶接、TIG溶接および被覆アーク溶接)に関する基本的な技能と技術を習得しています。就職先企業においては、これらの技能と技術を活用して、各種の部品、製品の溶接組み立てができるようになります。
就職後は、就職先の業界や仕事内容によっても異なりますが、一般的には、訓練で習得した技能と技術に加え、就職先での先輩技術者や技能者のOJTにより、数ヶ月程度で就職先が期待する仕事ができるようになります。
修了者の中には、半年から1年以内にJIS溶接技能者資格の専門級に合格する者もおり、着実に溶接技能のレベル向上が認められるケースがあります。


訓練終了時に取得できる資格

ガス溶接等作業に係る技能講習修了証 (奈良労働局長登録教習機関 第26号登録有効期間満了日2024年3月30日)

フォークリフト運転業務に係る技能講習修了証  (奈良労働局長登録教習機関 第26号登録有効期間満了日2024年3月30日)

アーク溶接等作業に係る特別教育修了証

自由研削と石の取替・試運転に係る特別教育修了証

JIS半自動アーク溶接技能者 基本級(一般社団法人 日本溶接協会)

JISステンレス鋼溶接技能者 基本級(一般社団法人 日本溶接協会)

ガス溶接技能講習修了証

ガス溶接等の業務は、労働安全衛生法第61条によって下記の者でなければ就業してはならないこととされております。当センターは、2)の都道府県労働局長の登録を受けた教習機関となっており、訓練修了者に対してガス溶接技能講習修了証が当センター所長名で交付されます。
1) ガス溶接作業主任者免許の所持者(都道府県労働局長が交付)
2) ガス溶接技能講習修了証の所持者(都道府県労働局長の登録を受けた教習機関が交付)
3) 上記に該当し満18歳以上の者

フォークリフト運転技能講習修了証

フォークリフトの運転業務は、労働安全衛生法第61条によってフォークリフト運転技能講習修了証の所持者でなければ就業してはならないこととされております。
当センターは、都道府県労働局長の登録を受けた教習機関となっており、訓練修了者に対してフォークリフト運転技能講習修了証が当センター所長名で交付されます。

アーク溶接等の業務に係る特別教育修了証

労働安全衛生法59条第3項及び労働安全衛生規則第36条で、アーク溶接等の業務に労働者を就かせるときは、事業者が「安全衛生特別教育規程」に基づく安全または衛生のための 特別の教育が義務づけられています。
本特別教育は、訓練中に実施し、修了時に特別教育修了証が当センター所長名で交付されます。

自由研削といしの取替え業務に係る特別教育修了証

労働安全衛生法第59条第3項及び労働安全衛生規則第36条で研削といしの取替え、取替え時の試運転業務等を行う業務に労働者を就かせるときは、事業者が 「安全衛生特別教育規程」に基づく安全または衛生のための特別の教育が義務づけられています。
本特別教育は、訓練中に実施し、修了時に特別教育修了証が当センター所長名で交付されます。


任意に取得できる資格

訓練期間中に受講生の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。受験手続きの説明や合格できる技能レベルへの到達は訓練中十分可能です。(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)

JIS被覆アーク溶接技能者 基本級(一般社団法人 日本溶接協会)

JIS半自動アーク溶接技能者 専門級(一般社団法人 日本溶接協会)

JISステンレス鋼溶接技能者 専門級(一般社団法人 日本溶接協会)

JISアルミニウム溶接技能者 基本級(一般社団法人 軽金属溶接協会)

JIS溶接技能者資格とは

溶接作業を行う技能者の技量を一定の基準(JISなど)に基づいて評価試験を行い、資格の格付けと認証を行います。本資格は、発注者からの溶接施工に関する仕様書等で要求される溶接品質を確保するために、製作者が信頼性を証明する一手段として、例えば、建築鉄骨の製作工場認定の要件となったり、JIS Z 3400「溶接の品質要求事項」に基づいて溶接施工を行う場合の溶接技能者になる等、溶接構造物の信頼性や安全性の確保に対する社会的要請に応える資格として活用され、公的にも国際的にも広く認知されています。
本資格には、基本級(下向姿勢の溶接)と専門級(立向、横向等の難姿勢の溶接)があり、さらに試験材(被溶接材)の種類と厚さ、溶接プロセスとの組み合わせにより100以上の種類があります。
当センター金属加工技術科では、地域のニーズに合わせて、鉄鋼の被覆アーク溶接、半自動アーク溶接、ステンレス鋼およびアルミニウム合金のTIG溶接の受検種目に対応できるよう訓練カリキュラムが組まれています。


就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施しています短期間の在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料))を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したり、(一社)日本溶接協会の半自動アーク溶接技能者のその他の種目を受験したりするなど、さらにスキルを向上させることができます。当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。

お問い合わせ

訓練課 受講者係

TEL

0744-22-5226

FAX

0744-22-6744

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