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組込みマイコン技術科(訓練期間6ヶ月)のご案内


訓練の概要(訓練により習得できる技能)

電子レンジなどの家電製品、ケータイなどの通信機器、自動車などの輸送機器など日常生活の身の回りにあるものの大多数には、その動作を制御するための小さなコンピュータが組み込まれています。製品に組み込んで使用するコンピュータなので、「組込みマイコン」と呼ばれていますが、日本のものづくり製品には欠かすことができない部品です。
本科では、この組込みマイコンに関するハードウェアからソフトウェアまでの幅広い技術・技能を習得します。特に、ソフトウェアでは、C言語によるマイコン制御から、リアルタイムOS(RTOS)を利用したマイコン制御について習得し、ハードウエアでは、電子回路の知識の習得から、組込みマイコン用外付け入出力回路の設計と製作を行います。

訓練全体(6ヵ月間)の目標人材像(訓練目標)

  • マイコンのアーキテクチャを理解し、ハードウェアを直接制御する関数の詳細仕様を元にコーディングおよびデバッグができる。
  • OSを組み込んだ機器のコーディングおよびデバッグができる。
組込みマイコン技術科写真

訓練課題例

組込みマイコン技術科写真

訓練課題例

総訓練時間

  • 671時間

1ヶ月ごとの訓練目標

1.「マイコン周辺回路とアセンブラプログラミング」

コンピュータの構造の基本的知識を習得するとともにマイコン(マイクロコンピュータ・マイクロコントローラ)の内部を理解するとともに、機械語やアセンブラを使って、マイコンの基本的動作原理を学習します。

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2.「組込みシステム開発のためのC言語プログラミング」

C言語の基礎から、組込み機器の開発に用いられているC言語の技法を学習します。C言語は、組込みシステム開発によく用いられているコンピュータ言語になるので、核となる技術です。

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3.「組込みマイコン開発」

実際の組込みマイコンボードでスイッチや液晶、モーターなどの負荷装置を制御するプログラムを学習します。また、プログラムが正常に動作しているかを検証するためのデバッガの操作についての技術も学習します。

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4.「RTOSを用いたリアルタイム処理プログラム」

前の単元で習得したC言語による組込みマイコンボードにRTOSを導入した場合のプログラミングを学習します。特に、RTOSの役割や同期・通信といった機能について実践的なプログラムについて学習します。

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5.「組込み電子回路技術・製作技術」

電気・電子回路の基本的技術を習得し、組込みマイコンの周辺機器によく使用される電子回路をCADを使って設計し、CAM等を使って基板を製作する技術を習得します。

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6.「制御機器製作」
組込みマイコン技術科写真

自走ロボットの制御機器製作を通して、5ヶ月間に学んだ制御回路、マイコンを使った制御等に関する技術、関連知識を確認する。


受講要件

過去の情報処理等の経験

  • 特に必要ありません。

事前に習得していることが望ましいスキル

  • パソコンの基本的な取り扱いと、10分間で1000文字程度の文書を入力できるスピードがあると訓練がスムーズです。

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望していること
  • 訓練を受講することに熱意を有すること
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有していること
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態や受講態度等)

    ※受講希望者が多数の場合、上記の条件を満たしていても受講できないことがあります。

受講料

無料です。ただし、教科書代(約5,000円)については、実費負担となります。


受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

(前職)       (修了後の職種)
美容師     → プログラマ
量販店店長   → システムエンジニア


訓練に関する職種と仕事内容

主な職種

ソフトウェア作成者、プログラマ(制御系)

組込みエンジニアの仕事

  • 組込みマイコンを応用する分野によって多種多様な製品に組み込まれます。このため、組み込まれる製品の商品知識が必要となり、ソフトウェア開発の他にも、その商品の能力が要求されます。
  • 組込みマイコンは、IT業界として考えると標準化の縛りがない分野といえます。プログラムで実現できる内容は小さいかもしれませんが、独創性を織り込むチャンスがあります。
  • 自社で製品を開発する場合を除けば、その多くは顧客先に出向いて開発作業を請負ます。プログラムの開発業以外にも製品仕様などを顧客と打ち合わせるときの折衝能力やプレゼン能力があると活躍の場が広がります。

職種との相性(こんな方に向いている。)

  • 黙々とプログラムを開発するために集中力を保てる方

訓練により就職可能な主な仕事

  • 電気機械器具製造業などにおける開発
  • 情報通信機械器具製造業などにおける開発
  • 精密機械器具製造業などにおける開発

求人票に記載されている職種名

たとえば以下の職種に対して、組込み、制御、車載、ミドルウェアなどのキーワードで紹介されています。

  • ソフトウェア技術者
  • ソフト開発
  • プログラマー
  • システムエンジニア
  • エンジニア

就職率

84.2% (平成26年度 組込みマイコン技術科修了生 実績)


修了者の主な就職先例

  • トステック株式会社

賃金情報

修了者の採用時の賃金(給与総支給額)実績
(前職の経験等に応じて下記のとおりとならないことがあります。)

  • 20歳代  20万円~
  • 30歳代  30万円~

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

プログラマとしてのソフトウェアを開発する流れは、どの分野のプログラマでもかわりません。また、C言語でのプログラミング手法を習得できれば、他の言語に移行したとしても、プログラミングの本質は同じなので、短時間で他のコンピュータ言語を習得することも難しくありません。


任意に取得できる資格

訓練期間中に受講生の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。
(但し、合格を保証するものではありません。詳細は、各実施機関へお問い合わせ下さい。)

情報処理技術者試験(独立行政法人情報処理推進機構 情報処理技術者試験センター)

情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」第7条の規定に基づき経済産業大臣が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定の技術水準にあることを認定するために実施している国家試験です。(※同条第2項の規定に基づき、独立行政法人情報処理推進機構が試験を実施。)特定の製品やソフトウェアに関する試験ではなく、情報技術の背景として知るべき原理や基礎となる技能について、幅広い知識を総合的に評価しています。合格者には、経済産業大臣署名の合格証書が交付されます。

(試験区分)

  • 基本情報技術者試験
  • ソフトウェア開発技術者試験
  • テクニカルエンジニア試験(エンベデッドシステム) 等

組込みソフトウェア技術者試験(社団法人組込み技術協会 (JASA))

組込みソフトウェア技術者試験は、組込みソフトウェア開発技術者に必要な知識の有無を確認するための試験で、以下の2つの試験を実施します。

  • 組込みソフトウェア技術者試験クラス2(エントリレベル)

組込みソフトウェア開発に関するある一定以上の知識があることを判定します。
上級者の指導のもとにプログラミング作業を行える技術者に必要とされる知識を問います。
大学・専門学校の組込みソフトウェア教育を受けている学生、卒業生、プログラミング経験がなく入社し、社内教育などで育成された組込みソフトウェア・プログラマーなどエントリレベルの技術者が修得していなければならない知識が出題されます。

  • 組込みソフトウェア技術者試験クラス1(ミドルレベル)

組込みソフトウェア開発に関して、自律してプログラミング作業を行える能力があることを判定します。


就職活動支援

専門スタッフのサポートを受けていただきながら、当センターやハローワークに寄せられた求人をご紹介いたします。


就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施しています短期間の在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料))を受講するなどし、就職先で必要なスキルを向上させることができます。当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。

お問い合わせ先

訓練課 訓練支援係

TEL

075-951-7397

FAX

075-951-7393

E-Mail

kyoto-poly03@jeed.or.jp

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