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求職者の方へ

電気設備施工科(企業実習付コース)のご案内


訓練の概要(訓練により習得できる技能)

電気設備の技能・技術を身に付けて再就職を目指します。

電気の基礎知識や電気設備の施工技術、CADによる屋内配線の設計、シーケンス制御等の技能・技術を習得します。また、1か月程度の企業実習では、企業の現場を「見て」、「聞いて」、「体験する」ことにより、電気設備工事の理解を深め、実践的な技能・技術を習得します。

訓練全体(6ヶ月間)の目標人材像(訓練目標)

  • 電気設備の設計・施工、制御機器の配線組立及びそれらの保守管理ができる

訓練課題例

訓練課題例1
訓練課題例2

総訓練時間

780時間

訓練到達目標

1.「電気の知識と測定」

●電気とは?

冬に服を脱ぐときバチバチと火花がでますね。これは静電気と言われる電気が原因になっています。この静電気の発見からいろいろな研究者が電気を研究・解明してきました。その結果、電気という「ふしぎな力」、つまり電気エネルギーを人々が利用できるようになったのです。

●何に使われているの?

私達の生活で、電気で動くものはどれだけあるでしょう。テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機、もちろん照明もあります。パソコンも電気がなければ使えません。
電気は、私達の生活になくてはならないものなのです。

●訓練内容

私達の生活に必要な電気の基礎知識から配線図面の読み方、電気関係法規の基礎知識を学びます。また、電線を接続するなどの電気工事の基礎技能や測定器を用いた電気の測定法を習得します。

・電気理論
・配電・配線設計
・電気測定
・配線図・法規
・電線接続
・ケーブル配線

●企業が求める到達レベル

電気の基礎知識や配線図の読み方、関係法規等の基本的なことを知っていること、電線の接続ができること、測定器(回路計)が使えること等が重要となります。

2.「電気設備配線工事」

●電気設備とは?

発電設備や電気を使用するための様々な機械や器具のことを電気設備と言います。電気設備は法令用語では電気工作物と呼びます。特に住宅や事務所内の電気設備のことを一般用電気工作物と呼び、配線工事をするときは、資格の携帯が義務付けられています。

●何に使われているの?

住宅や小規模工場、ビル、事務所などの電気設備への配線工事に利用されます。

●訓練内容

電気設備に電線を接続する配線工事やリモコン配線工事、電線を保護する電線管の配管工事(金属管工事、合成樹脂管工事)の方法を習得します。また、各種工事の施工法令の基礎知識を学びます。

・金属管配線(基本)
・金属管配線(施工)
・合成樹脂管配線
・可とう電線管配線
・電気工事の施工法

●企業が求める到達レベル

それぞれの工事方法の特徴や扱う工具等を習得することが重要です。

3.「CAD・住宅配線施工」

●何に使われているの?

CADはコンピュータを使って図形や図面を描くソフトウェアのことで、電気工事では住宅などの屋内配線図の作成や設計、工事の見積などに使われています。また、施工方法は木造住宅やアパートなどの配線工事に使用されています。

●訓練内容

CADを用いて屋内配線図の作成方法を習得します。また、作成した図面を元に模擬住宅を利用した住宅配線の施工方法を習得します。

・CAD(基本操作)
・CAD(屋内配線図)
・CAD(屋内配線図作成演習)
・建築一般構造
・設計見積作成
・住宅配線施工

●企業が求める到達レベル

住宅配線の設計業務から施工業務までの流れを知っていることが重要です。

4.「シーケンス制御」

●シーケンス制御とは?

「あらかじめ定められた順序にしたがって、制御の各段階を逐次進めていく制御」と日本工業規格(JIS)に定義されています。わかりやすく言うと、はじめに設定した命令を自動で次々に行っていく仕組みのことです。

●何に使われているの?

ベルトコンベアの正逆運転、給排水のポンプ駆動、汎用工作機械等に使われている制御方法です。

●訓練内容

自動化の基礎となるシーケンス制御について、様々な制御機器の仕組みや基本回路、さらに電動機の始動・停止回路、可逆運転回路、Y-Δ始動回路などを習得します。また、PC制御による回路設計について習得します。

・シーケンス制御(基本回路)
・シーケンス制御(タイマ回路)
・シーケンス制御(直入始動回路)
・シーケンス制御(可逆運転回路)
・PC制御(構成・基本操作)
・PC制御(基本回路)

●企業が求める到達レベル

シーケンス制御の図面の読み方、配線方法を習得することが重要となります。

5.「企業実習」

熊本県内の企業で1ヶ月間の企業実習(現場体験)を行います。
企業の現場を「見て」、「聞いて」、「体験」することにより、電気設備工事の理解を深め、実践的な技能・技術を習得します。
・企業実習:21日間
・企業実習中の訓練時間:8時限
・総訓練時間:168時間

企業実習

6.「フォローアップ訓練」

企業実習における課題や疑問点について解決し、不足のあった技能・技術・関連知識等について課題に取り組みレベルアップを行います。


受講要件

過去の経験

特に必要ありません。

事前に習得していることが望ましいスキル

特に必要ありませんが、電気機械器具の構造や機械についての基礎知識があったり、またコンピュータによる管理が増加していることから簡単なパソコン操作になれていれば訓練効果が期待できます。

各訓練科共通要件

  • 再就職の意欲及び職業訓練の受講意欲が強い方
  • コース内容を理解し、就職を希望する職務と希望科との整合性がある方
  • 職業訓練の安全確保及び訓練に支障をきたさないような健康状態である方
  • 集団訓練で必要な協調性のある方

受講料

無料です。
ただし、教科書代(約10,000円(作業着代含む))については、実費負担となります。


受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

       (前職)    (修了後の職種)
24歳 男性  情報通信業 → 電気工事
28歳 男性  小売業   → 電気工事
27歳 男性  製造業   → 電気工事
30歳 男性  サービス業 → セキュリティ工事


訓練に関する職種と仕事内容

主な職種

電気工事作業者

電気工事作業者の仕事

電気工事作業者は、建物を建築するときに、電気の配線を行い、分電盤やコンセント、スイッチ、照明器具などを取り付けて電気が使える状態を作ります。また、通信設備やインターホン、防災・防犯などの設備工事も行います。
作業は通常、数人のグループで行われるため、相互のコミュニケーションが重要です。また、現場では、天井裏や床下での作業、高所での屋外作業など厳しい環境の中で作業を行う場合もあります。一瞬の気のゆるみが大事故につながりますので、慎重で、安全に対する責任感が必要です。

職種との相性(こんな方に向いている!)

電気の仕事はチーム単位で行うことが多いためグループの輪に溶け込むことが得意な方に向いています。また、手先が器用で、高所・狭所での作業に苦手意識が無い方に向いています。

訓練により就職可能な主な仕事

  • 電気設備工事業
  • 通信設備工事業
  • 制御盤製作業
  • 設備管理業

求人票に記載されている職種名

  • 電気工事士
  • 電気工事作業員
  • 電気設備の保守
  • 電気技術者

就職率

平成28年度  92.8%
平成29年度  90.0%
平成30年度   100%  ※ 平成30年12月20日時点


修了者の主な就職先

現在準備中です。


賃金情報

16万円~18万円(修了生の採用賃金実績:総支給額)
(前職の経験等の諸条件に応じて異なる場合があります)


訓練修了時に取得できる資格

現在準備中です。


任意に取得する資格

訓練期間中に受講生の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。
(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)

第二種電気工事士((財)電気技術者センター)

電気工事士は従事できる電気工作物の範囲によって、第一種と第二種に分かれています。
第二種電気工事士は、暮らしに直結した家庭や商店の屋内外配線の電気工事を行うエキスパートであり、一般の住宅や商店で利用する小型の電動機や電気器具、照明等の比較的受電電力の小さい電気施設の電気工事に従事します。


就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施している短期間の在職者訓練コース(有料)を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したり、電気工事士の試験等を受験したりするなど、さらにスキルを向上させることができます。
当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。

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