就職先の上司に聞く

田村 洋 様

◎製造部 本社工場長 田村 洋 様

株式会社 垣内

 代表取締役社長 安岡和彦 様

 ■ 住  所 〒783-0049 高知県南国市岡豊町中島391-8

 ■ 事業内容 産業用機械製造

 

 益さんは、製造部で電子工作機械を用いて機械加工をするオペレーターとして働いています。

 彼との思い出は数多くありますが、数年前に凄く多忙な時期があり、夜勤を2交代で私と彼でした事がありました。その時に忙しい作業を行っている場所をフォローしてくれて助かったのを覚えています。機械はいくつもの種類があり、その1つ1つの制御方法が違うため、同時に使いこなすのは大変なのですが、彼は頭の切り替えが早く、その対応力に驚きました。そういう益さんの気転の利く所や、頭の切り替えの早さは上司としてもっと伸ばしていけたらと思っています。

 現在、益さんには6台の大型機械の操作を任せていますが、初めはもっと少ない台数からはじめて、現在に至ります。ただし、入社したての社員を育成する場合だと、もっと小さな機械から始めるのですが、彼は初めから比較的大きな機械を操作出来ていました。これは高知職業能力開発短期大学校を卒業した学生の多くに言えているようです。実学重視のカリキュラムというだけあって、座学だけでなく、加工や、機械操作の基礎を学んできているので、スムーズに仕事に入っていける方が多く、また職場でのスキルの吸収も高いように感じます。

田村 洋 様

 益さんの今後の課題として、少しマイペースな所があり、工程を少し延ばしてしまったりすることがある点です。効率化を考えて加工のスピードをもっと早く進めるように指導した事もありました。そういった課題を解決し、今後は中心的な社員として後輩に技術を継承できるような人材に育ってほしいです。今後、当社への入社を希望する方は、1つの物品に対しどのように加工して組み立てていくかを意識していただけたらと思います。そういったことを考え、勉強していただけると良い技術者になれると思います。

 

卒業生の声益 太郎さん

平成21年生産技術科卒業 益 太郎さん

 高知職業能力開発短期大学校は、親から貰ったパンフレットがきっかけで知り、就職に関してここなら間違いないと思い入学しました。学校は学生数が少ない事もあり、クラスは仲がよかったです。ツーリングやボーリング、カラオケなどで皆で遊び、楽しかった事が思い出されます。入寮していたのですが週末の夜は皆で夜遅くまで騒いでいて、舎監さんに怒られたこともありました(笑)。

 僕が垣内を選んだ理由は、校内合同企業説明会での総務部長からの熱烈なアピールがきっかけでした。興味を持ち会社について調べていくと県内の製造業の中でも特に成長力があるようにと私自身が感じましたので、入社しました。その後に授業として行われたインターンシップは、内定が決まっていた垣内で行いましたが、高知能開短大を卒業し働いていた先輩に分かりやすくご指導いただいたことが印象に残っています。私も後輩が出来た今では、同じ様に丁寧で分かりやすい指導を心がけています。

益 太郎さん

 現在は、大型機械のオペレーティング業務を担当し、一度に数台の機械を扱う場合もあります。大変なことも多いのですが、学校で学んだ機械の操作や加工の基本が自分の土台となっており、非常に役立っています。技術者として、経験や知識を活かして困難な加工をやり遂げた時に達成感を感じています。

 後輩へのアドバイスとしては、実習を通して仕事の進め方が学べる学校だと思います。製造業はもちろん、それ以外の分野でも、働くノウハウを学ぶ機会が多く、無駄にはならないはずです。座学、実習両方とも頑張っていただきたいと思います。

 


 

上杉 守 様

◎開発部制御システム課 課長 上杉 守 様

株式会社 技研製作所

 代表取締役社長 北村精男 様

 ■ 住  所 〒781-5195 高知県高知市布師田3948-1

 ■ 事業内容
 無公害工法・産業機械の研究開発および製造販売ならびにレンタル事業
 土木建築その他建設工事全般に関する業務ならびにコンサルタント業務

 

 安岡さんが出向する前まで働いていたのは、当社のサイレントパイラー及び地下開発関係(エコパーク・エコサイクル)の制御系・電装系を担当する制御システム課に在籍していました。サイレントパイラーのIT関係の仕事を行い、機械の負担を減らすためのデータを表示するソフト等を開発していました。データは重要なもので、ユーザーはもちろん、社内でもメンテナンス用に活用しています。

 安岡さんは短期大学校時代にソフト開発に関する勉強をしっかりしてくれていたので基本的なソフト開発能力があり入社してから仕事を進めるうえで非常に助かりました。上杉 守 様 入社当時は内向的でコミュニケーション不足でしたが、仕事を通して私がアドバイスをするとすぐに自分のモノにし、今は自分から発信できるようになりました。今後は、中堅社員として若い社員を指導していけるように、リーダーシップを持って仕事をして欲しいです。もう少しでそれもできるようになると思います。

 安岡さんとは数々の思い出がありますが、1番は歌の思い出です。安岡さんは歌が非常に上手で、宴会などの席では必ず1曲は歌を歌ってもらっていました。宴会には欠かせない大切な存在です(笑)

 今後、当社に入社を希望する方はAIやロボットの自立制御等の技術を身に付けておいて欲しいです。できれば、前向きな提案ができ、自分の居場所を見つけれる事のできるような人物であってほしいです。

 

卒業生の声安岡 彩さん

平成20年情報技術科卒業 安岡 彩さん

 技研製作所を知ったのは、高知職業能力開発短期大学校で実施している合同企業説明会がきっかけでした。自分が製作した機械を世界に出せる点に惹かれました。入社してから10年は機械の動きを制御する制御システム課でアプリケーションの開発をしていました。昨年グループ会社に出向になり新しい環境で働いています。使用するプログラム言語も変わりましたが、今まで使用していた言語の多くは授業で習っていたため、スムーズに仕事に対応できています。

 仕事で喜びを感じる時は、制作したソフトでのデータ収集が正確にできた時や、自分の作った製品やプログラムについてお客様から感想を伺った時です。改善点も頂戴し、他の人と繋がりながら良いものを作っていく事に、やりがいや達成感を感じています。

安岡 彩さん

 高知職業能力開発短期大学校での思い出は、JAVA言語で赤点を取ってしまったことです。追試を受けて単位をもらいました(笑)。学校で習ったことを活かし、ものづくりフェスタに向けて制作した、猫がポイントを稼ぐゲームを放課後、友人とおしゃべりをしながら作ったことが楽しい思い出です。イベントでも大人気だった事が嬉くて今でも覚えています。

 後輩へのアドバイスとして、色々な事に興味を持ち、しっかり勉強しておくことが大事だと思います。実学重視である学校のどの授業が生活や仕事に役立つかはわかりません。得意、不得意があるとは思いますが、どの科目も頑張って勉強することが大切だと思います。

 

高知職業能力開発短期大学校

高知県香南市野市町西野1595-1

TEL 0887-56-4100